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【狂犬病】バリに野良犬一掃令 州政府、狂犬病撲滅に捕獲チーム

  • 2015.4.14

朝日新聞によると、インドネシアの人気リゾート地、バリ島で「野良犬を殺せ」と州知事が号令をかけたようです。犬好きが多い島で狂犬病が広がれば、観光に影響が出かねないためだが、島では犬の放し飼いが当たり前。野良犬と見分けるのは難しく、やり過ぎとの批判が出ている。
朝日新聞記事

不用意に犬に近寄らないのが無難です。

総領事館からのお知らせ:安全対策情報等:4月にも注意がありましたが、
バリ州保健局によれば、犬に咬まれる事案が増加傾向で、1日あたり少なくとも120件発生している由です。また、本年中、狂犬病で既に3人(ギアニャール、バンリ、ブレレン県各1人)が死亡しており、犬に対するワクチン接種が更に必要とされています。狂犬病は、狂犬病ウィルスに感染した動物(犬、猿、猫、ネズミ等)に咬まれてウィルスが体内に侵入し、明確な自覚症状がないまま、同部位からウィルスが徐々に神経を伝って脳へ上行し、脳炎を発症した場合にはほぼ間違いなく死に至ります。こうした動物に咬まれた場合には、狂犬病の発症を防ぐため、即刻、ワクチン接種等の治療を受けることが必要です。